アイロンビーズで作れるもの

コースター、キーホルダー、マグネット、飾り、箱。実用性があるから長く使われるものです。

コースターは作れるもののなかでもっとも実用的で、いちばん失敗しにくいものです。何の絵か認識させる必要がないからです。幾何学模様を繰り返す29×29のプレートを全部埋めると仕上がりは14.5 cmになり、マグカップを置くのに十分な余裕があります。手で触れたり洗ったりするものなので、両面ともアイロンをかけてください。

キーホルダーはもっとも早く作れます。小さい14×14のプレートなら20分で、必要な追加パーツはジャンプリングだけです。取り付ける前に角のビーズに穴を開けるか溶かして穴を作っておき、両面ともしっかりアイロンをかけてください。キーホルダーはポケットの中で使われるものだからです。

マグネットにすれば、どんな作品も引き出しの中ではなく家の中に飾られるものになります。文房具店で売っている両面テープ付きのマグネットシートをサイズに合わせて切り、作品が完全に冷めてから裏に貼ります。プラスチックが温かいままだと接着剤がうまくくっつきません。

吊るして飾るオーナメントは季節の定番で、この趣味でクリスマスがダントツで人気の題材になっている理由でもあります。小さな作品の上のほうにあるビーズの穴に糸を通すだけで、金具は必要ありません。12個作るのに1晩あれば十分です。

箱や小さな入れ物は、ひとつ上のステップです。5〜6枚の平らなパネルを別々にアイロンで仕上げ、それをアイロンか接着剤で端同士つなぎ合わせます。ここで初めて正確さが重要になります。1ビーズでもずれたパネルは、うまく閉じないからです。

しおりはよく合う題材ですが、ほとんど誰も作りません。細長く、色数は2〜3色で、ビーズが紙より得意な1点を活かしています。厚さ3 mmのしおりは、挟んだ場所から動かないということです。

壁飾りは、大きい57×57のプレートが真価を発揮する場面です。28.5 cm四方で、部屋の反対側からでも見分けられるように選んだ図柄を使えば、ただの手芸作品ではなく1枚の絵として見えるようになります。それは、人に贈るものとしてまったく違う価値を持ちます。

何を作るにしても、手で触れるものは両面、見るだけのものは片面にアイロンをかけてください。あとからバラバラになってしまう作品のほとんどは、表面しかアイロンをかけていなかったことが原因です。